ロゴの画像

次のブルマーケットで注目すべき伸びる"5つのブロックチェーン業界"を紹介

Takumiの画像

Takumi

2024-2-14 4:38

次のブルマーケットで注目すべき伸びる"5つのブロックチェーン業界"を紹介の記事のサムネイル
目次

長かった暗号通貨の不況が終わりをつげました。2025年に訪れるであろうブルマーケットで利益を最大限にするのであれば、次のバブルで伸びるWeb3の業界をできるだけ早く見極める必要があります。

前回のサイクルではレイヤー1とメタバース、DeFiが脚光を浴びましたが、今回のブルマーケットでは一体どのブロックチェーンセクターが伸びるのでしょうか。

メタトレンドトークスが選ぶ5つの業界

1. DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Networks)

DePINとは、(分散型物理インフラネットワーク)のことで、ブロックチェーンとトークン報酬を利用して、交通やエネルギー、ワイヤレスコネクションなどの分野にわたる現実世界の物理インフラを開発しているセクターです。

今までのブロックチェーンセクターはオンライン上(オンチェーン)であることがほとんどでしたが、DePINは現実世界にノードと呼ばれるインフラを設計し、そのエコシステムに参加しているものにトークン報酬を与えます。

注目されるべき理由は、そのエコシステムに登録されているWiFiやサービスを使用することで報酬が発生するのに加え、従来のネットワークや、クラウドサービスにブロックチェーン技術を加えることで安全性が増すなどがあります。

Messariのレポートによると2023年末にDePINセクターは約20億米ドルの市場価値があり、650以上のプロジェクトが開発を進めている状況です。

2. RWA (Real World Asset)

RWA (実世界資産)はオフチェーン資産であり、トークン化することでDeFiで使用するためにオンチェーン化するセクターです。トークン化とは簡単に説明すると資産の価値をブロックチェーン上で表現・取引するためのデジタルトークンに変換することです。

そのトークン化できるものの中には不動産、証券、債券、金などがあります。

注目される理由は以下のようなものがあります。

まず、ブロックチェーン技術を活用することで、資産の透明性と安全性が高まります。

同じく、非中央的なトークン化はより流動性を生み、以前は資産全体の取引はまばらでしたが、24時間365日いつでも取引できるようになります。

また、デジタル化によって事務手続きや中間業者が削減されるため、コスト削減も導入の動機となる。スマート・コントラクトによって手作業のプロセスが自動化されれば、効率も向上するでしょう。

現在ETFなどで注目を集めている世界一の資産運用会社、BlackrockがRWAセクターに注目していることからその可能性を伺えます。

3. BRC-20 (Bitcoin Request for Comment 20)

BRC-20トークンはイーサリアムのERC-20トークンをモデルにして作られています。

あまり知られていませんがビットコインには最小単位というものが存在し、それは100万分の1BTC(0.00000001BTC)となり、satoshiとよばれます。

そしてBRC-20はそのsatoshiにデータを紐づけることで唯一性を高めることができるのです。

BRC-20トークンはまだまだ実験段階ですが、すでに2億米ドルの市場価値を持っています。

BRC-20トークンのコンセプトは、ビットコインがネイティブ・トークンをサポートしていないことに対する解決策として生まれました。

BRC-20トークンに注目すべき理由は、世界で最も安全で分散化されたブロックチェーンであるビットコインネットワークと互換性があり、ビットコイン上でNFTやDAppsを作成することができる、などがあります。

それ以外にも複雑なスマートコントラクトを書く必要がなく、ガス料金も安いためDeFiとしての活躍も期待されているからです。

4. ZK (Zero Knowledge Proof)

ZK(ゼロ知識)は、ブロックチェーンの中でも革命的な技術のひとつです。

ZKは、ブロックチェーン上のトランザクションの匿名化を可能にします。 ユーザーが状況について一切の情報を明かすことなく、それが本当のことであるということを証明することができます。

例えば、仮想通貨は分散型通貨でセキュリティと透明性を保ちますが、ネットワーク上の取引履歴自体は公開されているため、誰でも見ることができるのです。

このため機密性の欠如がしばしばみられます。そこでブロックチェーン上でのZKが注目を浴びはじめました。

ZKには複雑な暗号化がないことと、情報の開示を最小限に抑えられることが、重要な利点となっています。

そしてこのZK技術はイーサリアムのスケーラビリティを補助するロールアップとしての役割を持つこともでき、匿名性を保持すると同時に、スループットレートの加速や、ガス料金を抑えるといった働きを持ちます。

5. AI

AIとブロックチェーン業界はいまだ発展途上ですが、2023年のAIブームも合わさり今後確実に伸びるセクターであることは間違いないでしょう。

前年度に比べるとAIスタートアップへの投資はすこし落ちたものの、2023年は約50億米ドルと非常に期待値が高いことが売影ます。

現在はFetch.aiのような暗号通貨とゲーム理論をコンセンサス・メカニズムとして使用しているため、金融、エネルギー、経済に関連する様々なアプリケーションのための最も効率的なマシンラーニングを開発しているプロジェクトなどがあります。

以上が現在の段階で伸びるであろうブロックチェーンの業界です。ブルマーケットは2024年のビットコイン半減イベント後から2025年末に来ると予想されており、前回のサイクルとは異なり、RWAやDePINなど現実世界により影響を与えるプロジェクトが注目を与えると思われます。

もちろんイーサリアムやバイナンス、SEIやAVAXなどその他レイヤー1ブロックチェーンへの期待値も高まっているため一概に今あげた5つのセクターのみが伸びるとは限りませんが、これからの動向に注目です。

0