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暗号通貨のブルマーケットはいつくる?2024年末?

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Takumi

2024-1-17 5:46

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目次

皆さんは覚えていますか。2020年1月、ビットコインは今では信じられない、たった約8,000米ドルで取引されていた。そして価格は同年3月には5,550ドルまで下落し、その後は緩やかな上昇が続き2021年1月8日に当時史上最高値の39,300ドルを記録した。ビットコインは23,000ドル強まで落ち込んだものの、3カ月後の2021年の4月中旬には史上最高値の63,300ドルまで上昇したことを。

そしてこの流れは大きく見て4年のサイクルでくることが予期されており、2024年が暗号通貨のバブル(ブルマーケット)という世論が一般的です。

本記事ではブルマーケットはいつ来るのか、そしてなぜ引き起こされるのかについて説明していきます。

ブルマーケットとは

ブルマーケット(一般的には強気相場)とは、数日、数週間、数カ月、あるいは数年にわたって価格が持続的に上昇する市場の状態を指します。強気相場という用語自体は株式市場で使われることが多いですが、実は暗号通貨でも使うことができます。

暗号通貨空間の場合はビットコインやイーサリアムなどの通貨が継続的に価格が上昇することです。

ちなみに、ブルマーケットが必ずしも価格の下落や変動がないことを保証するわけではありません。実際このブルマーケット下では急に下落することがありその後に上昇することを秘めています。

チャートの上がり方が牛の角のような形なのでブルマーケットとも言われます。

2020-21年のビットコイン

2017年のブルマーケットでは、ビットコインは約19,000米ドルの史上最高値を記録し、2021年には、約64,000米ドルまで急騰しました。

そして数ある予測の中では今回のブルマーケットでビットコインは2500万円になる可能性を秘めています。

2020-21年のイーサリアム

同じく、2017年のブルマーケットでは、イーサリアムはイニシャル・コイン・オファリング(ICO)とブロックチェーンが認知され始めたことによって、約1,400米ドルの高値を達成しました。そして2021年には、イーサリアムは分散型金融(DeFi)の急増、NFT、イーサリアム2.0への移行などのイベントに後押しされ、約4,800米ドルまで急騰しました。

一般的にはビットコインが高騰し始めると、イーサリアムも同じく価値が上がり、レイヤー2チェーンなどその他のプロジェクトが一気に上がるという仕組みになっています。

ブルマーケットは2024年に来る?なぜ?

暗号通貨のブルマーケットは、主にビットコインの半減イベントによって影響されていると考えていいでしょう。ビットコインの半減イベントは約4年ごとに発生するイベントで、ビットコインのマイニング報酬を半減させ、新しいビットコインの生成率を下げる働きがあります。要は供給を減らすことによる需要の増加です。

そしてそのイベントが2024年の4月ごろに起こるのです。

ビットコインが上がり、イーサリアム、そしてアルトコインなどの需要もその後を追ってくるので2024年の中頃から2025年末の間にブルマーケットの発生が予測されています。

ブルマーケットのトリガーは?

需要と供給:他の資産と同様に、需要と供給の法則は暗号通貨の価格に大きな影響を与えます。特定の暗号通貨に対する需要が高く、供給が限られている場合、価格が上昇する可能性非常に高くなります。

技術開発:ブロックチェーン技術の進歩、スケーラビリティ・ソリューション、暗号通貨の基盤となるインフラの改善は、市場に大きな影響を与えます。新しいアプリケーションが増えれば増えるほど、それだけ暗号通貨界全体の総合価値があがります。

スポット型ビットコインETFの承認: 2024年1月に米国SECは、BlackRock、Fidelity、VanEckなどの大手の金融企業と協力し、11つのスポット・ビットコインETFが承認されました。そのことで一般投資家層の参加も可能になりました。

スポット・イーサリアムETF(2024年中の予定): 世界最大の資産運用会社ブラックロックは、イーサリアムETFのスポット申請をSECに提出しました。ビットコインが承認されたことでほぼ確実に採用される見通しです。

これらのイベントで機関投資家が安心して市場に参入できるようになることが見込まれています。

世界経済の状況:経済の不安定性、通貨の切り下げ、従来の金融市場に対する懸念は、投資家を暗号通貨のようなデジタル資産に向かわせる可能性があり、経済が不安定な時に多くの投資の参入が見込まれています。

メディア報道と社会的認知:メディアによる大々的な報道と社会的認知度の向上は、個人投資家の参加急増につながる可能性があります。

XRPとSEC問題:暗号通貨XRPの地位をめぐる米国証券規制当局とフィンテック企業リップル社との間の法的紛争ですが、2024年中に解決するとの見込みです。XRPは暗号通貨の代表各ですので、この紛争に勝利すればマーケット規模の拡大に大きく貢献します。

2021年のブルマーケットで高騰した通貨

それでは前回のブルマーケット下で高騰した暗号通貨を少し見ていきましょう。

Ecomi (OMI) +15,000%

EcomiはGoChainブロックチェーン上に構築されたマーケットプレイスで、ユーザーはデジタル資産やNFTの売買や取引を行うことができます。こちらは前回最も高騰したWeb3プロジェクトの一つで、もし仮に1万円分のOMIを2021年の初めに保持していたならば、150万円になっていました。

Gala (GALA) +11000%

Gala Gamesは、プレイヤーにゲームのコントロールを取り戻させ、"実際にプレイしたくなるブロックチェーンゲーム "を作ることを目指しているプロジェクトです。GameFiの代表格の一つです。

Solana (SOL) +8000%

ソラナは現在も第一線で活躍しているレイヤー1ソリューションですが、前回のブルマーケットではなんと80倍価格が高騰しました。

2024‐5年のブルマーケットで高騰しそうな暗号通貨についてはこちらの記事で紹介しています。

暗号通貨のブルマーケットでは、大きな利益の見込みがあるが、大きなリスクもあります。そのため、もし投資を行うのであれば、あらゆる取引に慎重に取り組むことと、正確なリサーチが必要となります。

暗号通貨は比較的新しい投資先ですが、Bitcoin ETFの承認等により、急速に主流になりつつあります。暗号空間が成長と進化を続ける中、トレーダーはチャンスとリスクの両方を目撃することになるでしょう。

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