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100×になることがあるミームコインとは?次に伸びるのはどれ?

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Takumi

2024-2-19 20:35

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目次

Web3.0の世界にどっぷり浸かり始めると、DOGE、SHIBA、BONKなどすこし変わった暗号通貨の名前を目にし始めることでしょう。これらはミームコインと呼ばれ、突発的な大暴騰が起こることで注目を集めています。ここで本題なのは、これらをポートフォリオに加える価値があるのでしょうか?この記事では、ミームコインについて深堀りしていくと同時に、その劇的な値上がりの裏にあるもの、単なるネタとしてだけでなく真剣に投資対象として考える価値があるのかを掘り下げていきます。 

ミームコインとは

ミームコインとは、インターネット・ミームや人気のある海外のポップカルチャー要素にちなんで名付けられた暗号通貨のことを指します。ドージコインやシバ・イヌコインのように、ミームやジョークとして生まれたものや、ボンク・コインのようにSNSで注目を集め人気が爆発的に高まったものもあります。

後に紹介しますが、イーロン・マスク氏によるツイートの影響などもあり、ミームコインは一時的に爆発的な値上がりすることもあるなど、インフルエンサーやフォロワーに価値が支えられているため、投資対象として真剣に捉えるべきかは議論の余地がありますが、多くの投資家にとっては軽い気持ちで楽しむ存在としてミームコインは人気があります。

ユーティリティは?

LINKやSEI、AVAXなどのようにほとんどの仮想通貨はユーティリティ(使いみち)が存在します。

ミームコインも他の暗号通貨同様、ブロックチェーン技術に依存しています。

しかしミームコインのほとんどは、イーサリアムや特定のブロックチェーン機能に結びついているユーティリティ通貨とは異なり、純粋に取引、投資目的で使われる通貨です。

そしてユーティリティのないSHIBAのような有名なミームコインの多くは、イーサリアムなど他のブロックチェーン上でERC-20トークンとして発行されています。

最近ではSOLANAチェーンやAVAXチェーンなどにもミームコインの人気が広がっており、ガス料金の低いチェーンでのミームコイン取引に注目が集まっています。

ミームコインは投資におすすめ?

上記で説明した通り、ミームコインのほとんどはその”トレンド”のために作られており、人気があるから価値が高まるという、純粋なギャンブル性質があります。

しかし、2021年のブルマーケット下で、ミームコインの価値が爆発的に上がるなど一概に投資する価値がないとは言い切れません。

ミームコインの筆頭であるDOGEコインは、非公認のアンバサダーとしてイーロンマスク氏によるツイートや巨大なコミュニティサポートの影響を受け、2021年に目覚ましい価格高騰を遂げ、5月8日には過去最高値の0.7米ドルを記録しました。その年の初めにはDOGEが0.02米ドル程度で取引されていたことと比べると、約4000%もの上昇です。

当初の価格が0.002米ドルだったことを考えると凄まじい成長ぶりです。当時に仮に1万円分投資をしていると、ATH時に400万円になっている計算です

しかしその高騰を見せた直後には必ずと言っていいほど大暴落を引き起こしています。

コミュニティのサポートやインフルエンサー次第で価値がかわることに加えて、かなり安い金額から投資ができるため、2024‐5年のブルマーケットでも人気が出ることはもはや間違いないですが、その性質上リスクが高いので、もし投資をするのであれば入念なリサーチが必要と言えるでしょう。

伸びそうなミームコイン

最後にMetaTrendTalksの個人主観で伸びる可能性があるミームコインを3つほど紹介します。しかしくれぐれも投資はリサーチを行い自己責任で行ってください。

PEPE

PEPEは2000年代初頭にアメリカで人気のあったネットミームのキャラクターで2023年の春にミームコインとしてイーサリアム上に作られました。

そして驚くべきことにPEPEは一か月足らずで約16000%もの凄まじい高騰を遂げ注目を浴びました。

ATH時には時価総額が10億米ドルを超えるなど、いまだブルマーケット下でのATH(天井)を経験していないことから、非常にポテンシャルの高いミームコインであると思われます。

それに加え、現在最も人気のある取引所であるバイナンスでもトレードできることから、ビットコインの高騰後に、安くそして可能性の高いコインを買う初心者がPEPEを買う可能性が高いことからこちらのリストに含まれています。

DOGE

DOGEは2021年時に既にブルマーケット下でATHを経験していますが、それをさらに上回る可能性として、イーロンマスク氏とX(前Twitter)の存在があります。

上記でも解説した通りイーロンマスク氏は何かとDOGEに肩入れしている傾向があると同時に、XをよりWeb3.0ユーザーに使いやすくするためにNFTや暗号通貨の導入を行う際、ビットコインと、DOGEが使われるであろうという推測があります。

そうなってくるとミームコインのデメリットであったユーティリティが解決され、通貨として使われる可能性が出てきます。

COQ

そして最後はCoq InuというAVAX上にあるミームコインです。こちらも2023年に出てきた新しいコインであると同時に、AVAX唯一のサポートを受けているコインでもあります。

AVAXはSOLANAを後追いする傾向があり、SOLANAはミームコインの大量生産プラットフォームとしてその市場価値を高めてきましたが、AVAXもその道に入りつつあります。

AVAXによると、ある一定の要件を満たしたミームコインは100万米ドルのファンドを受けるというプログラムが存在することから、対象となったコインの価値が急激に高まる可能性があると思われます。

そしてその対象となっているのは2024年2月時点でCOQともう一つだけでありCOQは一度急激な高等を見せており、今でも人気が高いです。

AVAXはレイヤー1の中でも非常に優れており、今後ますますAVAXが繁栄することを考えるのであればCOQが伸びる可能性は高いでしょう。

ミームコインは一時的に注目を集め値上がりすることもありますが、極めてリスクが高く、価値の裏付けもないギャンブル性の高い資産です。過去の事例でも明らかなように、急騰の後には大暴落を迎えることも少なくありません。

投資対象としてミームコインを検討する際は、価格変動のリスクを強く認識する必要があります。長期的な資産運用とは対極に位置する、短期売買が前提となります。

よってハイリスク・ハイリターンを追求するのであれば検討に値するかもしれませんが、安全性を求めるのであればおすすめはしません。


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