リップルがHashKey DX、SBIグループと提携: 日本のサプライチェーンの改革か
img.jpg)
2024-5-1 3:28

ブロックチェーンソリューションの大手プロバイダーであるリップルがHashKey DXおよびSBIリップルアジアとの戦略的パートナーシップを発表したことで、日本のWeb3情勢は今まで以上に盛り上がることでしょう。 今回の動きは、XRP Ledger (XRPL) により構築されているHashKeyのブロックチェーンを活用したサプライチェーン・ファイナンス事業を日本市場に紹介することを目的としています。
リップルがHashKey DXおよびSBIリップルと提携
東京に本拠を置くブロックチェーン専門コンサルティング会社であるHashKey DXは、中国本土でサプライチェーン金融プラットフォームとして大きな成功を収めています。 2019 年に開始されたこのソリューションには、20を超える銀行と4000以上のサプライヤーを含む 企業が登録されています。
2024年4月現在までに、このプラットフォームによって生み出された取引総額は 70億米ドルを超え、融資取引は30億米ドルに近づいていたりと従来の金融機関やサービスとの共存に成功していると言えるでしょう。
今回のリップルによる発表は、リップルの製品の一つであるXRP Ledger (XRPL) を提供することで、HashKey DXと協力したブロックチェーンソリューションを日本の市場に持っていくと内容です。
XRPLとは?どういう機能があるの?
HashKeyのパフォーマンスと可能性を基に、リップルとSBIリップル アジア (SBI ホールディングスとリップルの合弁会社) は協力して、日本にこのサプライチェーン・ファイナンス事業を展開する動きを始めました。
XRP Ledgerは10年にわたり、デジタル資産と現実世界の資産をトークン化して取引を可能にすることが実証されているため、非常に安定して信頼されています。
HashKey DX の Andy Dan氏は、「XRPL は、実証済みのサプライチェーン・ファイナンス・ソリューションを構築するための理想的なブロックチェーンだ」と述べています。
それにより
- 企業向けの実績
- 迅速な決済スピード
- 低コスト
- 拡張性など
日本に最先端のブロックチェーンソリューションを導入が可能との見込みです。
SBI グループ: 革新的なブロックチェーン導入
このパートナーシップの一環として、SBIグループは、XRPLを活用したHashKeyのサプライチェーン・ファイナンス・ソリューションを採用する最初の日本企業となります。
今回のニュースは、日本の企業体系にブロックチェーン技術を取り入れるということで、新たな価値や可能性を見出すためのマイルストーンだとも言えるでしょう。
日本のサプライチェーン・ファイナンスの変革
サプライチェーン金融業界では、セキュリティ、透明性、効率性を飛躍させる手段としてブロックチェーンへの関心が高まっています。 Verified Markets Researchのレポートによると、ブロックチェーンのサプライチェーン金融市場は、2021年の3億6,000万米ドルから、2030年までに134億米ドルという驚異的な規模に達すると予想されています。
リップルとは
リップルは、エンタープライズブロックチェーンおよび暗号ソリューションの大手プロバイダーです。 ネイティブトークンにXRPが存在しています。
リップルの目玉製品である XRP Ledger は、支払いとデジタル資産の発行のために設計された分散型ブロックチェーンです。 リップルは銀行、決済プロバイダー、その他の金融機関と協力して、世界中の決済システムを先端の状態にし、ブロックチェーンと暗号通貨の普及を促しています。
企業でのブロックチェーン技術の導入が進むにつれ、リップル、HashKey DX、SBIのようなパートナーシップにより、日本は最先端のサプライチェーン・ファイナンスをより早く導入することができるでしょう。