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出資金0で大量の暗号通貨が稼げるAirdropってなに?

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Takumi

2024-1-29 3:28

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目次

Web3スペースや暗号通貨に投資をしている人が「エアドロップ」という言葉を使っているのを耳にしたことはありますよね?今回は少額、または投資金0で高額の暗号通貨が稼げるAirdropとは何か?そしてなぜAirdropが注目を浴びているかについて解説していきます。

仮想通貨のエアドロップってなに?なぜ注目されているのか?

エアドロップと言えば、iPhone間でデータのやり取りだと認知している人も多いでしょう。

しかし仮想通貨世界でのエアドロップとは、Web3.0プロジェクトが認知度を高め、ユーザー数を増やすために無料で暗号通貨を配布するイベントのことです。いわゆるプロモーションです。

新しい暗号通貨やトークンを発行するプロジェクトは、ウォレットホルダーやアクティブユーザー、タスクをこなした者に無料でエアドロップとして配布します。

エアドロップをもらうためには特定のトークンを保有したり、残高を維持したりすることを求められるケースがあります。Telegramチャンネルに参加したり、X(Twitter)をフォローしたりといった簡単なアクションを完了するだけで、将来的に価値のあるトークンを手に入れることができます。

つまり無料で暗号通貨を稼ぐことができます。

身近な例で考えるならば、発売前の製品サンプルにサインアップすることで、そのサポート報酬として無料でその製品をもらえるといったものです。

Web3.0プロジェクトがエアドロップを開催する理由は?

ではその一見気前のよさそうなエアドロップはなぜ行われるのでしょうか?

それらのプロジェクトがエアドロップで大量のトークンを配るのには、もちろんプロジェクト自体が最大の受益者であることが理由です。その基本的な理由は以下にあります。

マーケティング

エアドロップを開催する主な理由は、プロジェクトやサービスを促進するマーケティング目的です。エアドロップを受け取るためにユーザーはSNS等を通して宣伝し始めます。

そしてトークンを受け取った者が取引を始めることで、認知度を高め、プロジェクトがより多くの人々に届くように支援するインセンティブ効果が見受けられます。トークンへの関心が高まれば高まるほど、価格が上昇する傾向にあるからです。

投資家の関心を集める

そして多くの仮想通貨投資家は、短期間の投資収益だけを求めているため、プロジェクトの長期的な可能性については関心がない場合が多いです。そのため、エアドロップを開催することで長期的な投資家の関心を得ることができます。そうすることにより周りの大口投資家を惹きつけることもでき、将来性を図ることもできます。

将来的なユーザー情報を集める

エアドロップの中には、メールアドレスや、SNS、プロジェクトに対する意見などの個人情報を集めるものもあるため、プロジェクトはコミュニティからデータを収集することができます。ユーザーベースがあれば、プロジェクトのチームはターゲットを絞ったマーケティング・キャンペーンを行うこともできます。

エアドロップに参加する方法は?

エアドロップへ参加するには一定の条件を満たしていなければいけません。そして期間は不明であることが多く、各プロジェクトのタスクも異なるため、綿密なリサーチが必要になります。

エアドロップは先ほど述べた通り、主にプロモーションやマーケティング活動のために設計されています。イベントに参加する資格は大抵そのプロジェクトやサービスを積極的に利用してきた者である場合が多いですが、詳細を発表しているプロジェクトはおおくありません。

そのためエアドロップの獲得を狙うユーザーは以下の方法等で参加するための要件のリサーチを行うことが推奨されています。

  • エアドロップの専用ウェブサイトを見つける。
  • X(Twitter)で#airdropのハッシュタグをチェックする。
  • 暗号通貨関連のニュースポータルや、Mediumなどにてエアドロップについて言及がないか調べる。

そしてエアドロップを受け取るための主な条件は、残高のある暗号通貨ウォレットを持っていることです。ウォレットアドレスがなければ、エアドロップを受け取ることも請求することもできません。中でもMetaMaskは簡単に作れて最も人気のあるウォレットの一つです。

過去のエアドロップの例

過去のエアドロップで最も有名な例の一つはイーサリアム唯一のDEX UniSwapです。

2020年9月17日、ユニスワップは過去にやりとりしたことのある25万以上のアドレスに$UNIをエアドロップしました。対象となるアドレスには、少なくとも400UNIトークンが付与されました。UNIの最高値が2021年の5月で1UNI=約45米ドル。

参加者は最低でも18,000米ドル(270万円近く)の収益がありました。

分布はかなり偏っており、250以上のアドレスが25万UNI(ATH:1100万米ドル=15億円)を受け取りました

まとめ

仮想通貨やブロックチェーンでのエアドロップとは、マーケティングのために、無料のコインやトークンを配信するプロモーションのことです。簡単なタスクを完了することで、取引所に出回る前に新しい暗号通貨を獲得することができるので、確実に利益が出る方法でもあります。

エアドロップは、お金をかけずに暗号通貨を増やすことができますが、フィッシングサイトには注意し、安全なプロジェクトにのみ接続することが非常に大切です。中にはエアドロップを謳い、ウォレットを紐づけ、ハッキングする有害なサイトもあります。

Web3の世界では個人での情報収集が求められ、信頼できるサイトや、インフルエンサーから情報を得ましょう。そうすることで出資金0でデジタル資産を増やすことも可能になります。

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